インターネットとIT義重の進歩

株を始めた若者

企業の財テクの対象とされたのが、不動産投資です。当時は「土地神話」というものがあり、経済状況が良くなり、好景気になると、土地の値段が上昇するといわれておりました。
それは、日本は国土面積が狭く、土地の面積が限られているため、好景気になると限りのある資源である土地の値段が上がるとされていました。

企業は土地を買うために銀行から融資を求めました。1億円の土地を購入するために融資を求めると、通常はその約8割である80%が融資されるといわれております。
この当時、企業は銀行から融資を得るために、自社保有の土地や不動産、これから購入予定の土地を担保にしました。
「土地神話」もあり、不動産の値段が右肩上がりで上昇していたため、土地を担保とした企業に対し、企業は積極的に融資を行いました。

融資として得たお金をもとに、企業は積極的に土地や不動産を購入しました。

企業だけでなく、一般市民にとっても嬉しい話がありました。
それは、国有であった日本電信電話、NTTが1987年に初の株式上場を行うということです。
NTT株が上場するやいなや、買い注文が殺到しました。今まで株式投資を行っていた人達だけではなく、株の初心者も投資を行いました。そのため、初日から値上がりをし続けました。

NTT株の最初の売り出し価格は、1株119万円でした。そこからわずか2ヶ月で、+200万円の319万円まで値上がりしました。
単純計算で、売りだし値で株を購入し、値上がった状態で株式を売却すると、319万円もの利益を得ることができます。

これほどまでに株価が上昇したため、株の初心者も積極的に投資を行いました。
この出来事がきっかけで、空前の株ブームが起こりました。

これが、日本における初心者での株式投資のはじまりです。